紫外線Q&A

Q&A

紫外線Q&A

とくに多くいただくご質問を、ピックアップしてご紹介しています。

Q. 紫外線A波(UV-A)とB波(UV-B)の違いを教えてください。

●紫外線A波(UV-A)
雲やガラスを通過し、肌の奥(真皮)まで届きます。シミのもとになるメラニンを形成するほか、コラーゲンを破壊して、しわやたるみを引き起こします。ハリのもととなる肌の繊維を割いてしまうのも、A波の特徴です。

●紫外線B波(UV-B)
A波より、有毒性が高いのが特徴です。肌表面の細胞を傷つけ、日焼け・炎症・水ぶくれ・免疫低下などあらゆるトラブルの原因になります。白内障・雪眼炎・皮膚がんなども引き起こす可能性があるため、とくに注意が必要です。

Q. UPFとは何でしょうか?

正式名称は【UltraViolet Protection Factor(紫外線保護指数)】で、UVカットの世界的基準値のことです。数値が大きいほど紫外線の影響を防ぐことができます。最高値は50+とされています。数値の大きいものを選びましょう。

Q. 洗濯するとUVカット効果は落ちますか?

当社の商品は「UVカット素材製品」。繊維自体に紫外線を吸収する物質を練り込むことでUVカット効果を施した製品です。そのため、繰り返し洗濯しても、UVカット効果は持続します。

なおUVカットといわれる製品には、UVカット素材製品のほかに「UVカット加工製品」があります。これは染料と紫外線吸収剤を合わせて布に馴染ませたり、製品となったものにあとから吹き付けたりするもの。洗濯を繰り返すとUV効果が薄れてしまいます。

Q. 紫外線の照り返しや散乱光とは何ですか?

●反射光(照り返し)
日光が地面や建物の壁など周囲のものに反射した光のことです。新雪・水面・砂浜はとくに紫外線の反射率も高いので要注意です。

●散乱光
日光が空気中に含まれる無数の分子や粒子に反射した光のことです。ビルとビルの谷間の薄暗い日陰でも、そこが屋外であるなら散乱光が届いているということになります。もちろん紫外線を含んでいます。

Q. 紫外線は目にも悪いですか?

角膜炎(雪目、日焼け目)や白内障は、紫外線が原因の1つといわれている眼病です。
角膜炎は長時間、炎天下に裸眼で過ごしたり、サングラスやゴーグルをせずにスキーやスノーボードを楽しんだりすると発症確率が高まります。紫外線B波が角膜を傷つけてしまうのです。
白内障は目の奥の水晶体が白く濁り、視力が低下する病気のこと。紫外線A波と角膜を通過した紫外線B波は、少しずつ水晶体を傷つけ濁らせてしまいます。ダメージを受けると脳は「メラニンをつくれ」と肌へも指令を出します。

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